物語に詰まったら

■ゲームが途中で進められなくなった時は、正しい選択肢が選ばれていない場合もありますが、それ以上に、その場で適切な記憶が選択されていない場合が多くあります。
■そんな時は記憶管理モードで必要な項目に
マークをつけ、主人公にその場面を乗り切る為に必要な記憶を印象付けておく事が必要です。
■選択肢は見える分岐ですが、記憶管理モードによる分岐は見えない分岐です。物語をよく読んで分岐のポイントを見極める事が基本です。
■記憶管理モードに蓄積出来る記憶の入手には、物語を進める過程で入手するものと、自室で調べ物をした結果入手出来るものの2種類があります。分からない事や疑問に思う事があったらどんどん調べ物をしていきましょう。
■物語本編はいくつかのルートがありますが、ひとつのルートで起きた問題を解決する為の記憶が同じルートで入手出来るとは限りません。物語に詰まったら満遍なく色々なルートを回ってみる事をお勧めします。
■蓄積された記憶によってどこかに分岐があると思った時は、
マークをつけたままANOSモードでどんどん文章を送ったり、選択肢ジャンプするのもひとつの方法です。それによる分岐がある時は自動的にANOSのスクロールやジャンプがひっかかり、その『見えない分岐』地点から物語をやり直す事が出来ます。
■ただし、ANOSモードで選択肢ジャンプを使っているだけでは、基本的に選択肢で止まるだけなので、物語の流れが分かりにくくなります。また
マークをつけていたが故に分岐を見つけたとしても、闇雲にジャンプをしているだけでは何故そこで止まるのか理解できなくなって来ます。
ノーマルスクロールでじっくり文章を辿りなおすと、見落としていた発見があるかもしれません。ANOSモードは煩わしい手順を省く為だけにあるのではなく、本を読み返すようにじっくり物語を見直す為にも存在します。
■先に進めない場面に来たら何故先に進めないのか原因を考え、既読文章を読み直し、それを解決するにはどういう記憶が必要で、そしてそれがどこにあるのか探して行くのがゲームを進めるコツです。
■それでも駄目な時は、ただ文章を読んでいるだけでは気づかないヒントを見逃している可能性があります。ANOSモードで文章を眺めるだけでなく、ノベルモードで気になるところを画面と音がある状態で読み返してみましょう。謎を解く手がかりの全てが文字で書かれているとは限りません。
■時には意外な記憶で先に進めたり分岐が発生したりするので、とにかくなにかありそうだと感じたらいろいろな記憶に
マークをつけて試してみましょう。
■大切なのは、「記憶管理モードによる記憶の蓄積」によって、循環する世界を切り開いていく事にあります。『物語をただ読む』だけでなく、『アクティブに読み解いていく』事がエンディングへの近道であり、『そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ』を楽しむ最良の方法です。
戻る