【情報】>【兵器一覧】メニューで表示される「兵器一覧」パレットでは、本ゲームに登場するすべての兵器の、「兵器タイプ」、「兵器名称」、編成「機数」、生産「価格」を、リスト形式で確認できます。
最上段のコンボボックスで生産タイプを選択すると、生産タイプ別に兵器の絞り込みをできます。
■「兵器詳細情報」ダイアログの呼び出し
各兵器欄をダブルクリックすると「兵器詳細情報」ダイアログ(44ページ参照)を呼び出すことができます。「兵器詳細情報」ダイアログは同時に2画面を表示することができます。また、「兵器詳細情報」ダイアログ右上の【BACK】【NEXT】ボタンをクリックすると、兵器リストの前後の兵器の詳細情報に切り替わります。
【情報】>【部隊表】メニューで表示される「部隊表」パレットを使えば、自陣営の部隊を一覧表示しながら、特定の部隊の選択などを行なえます。
このパレットに表示される項目は左から、部隊番号である「No.」、部隊を構成する兵器の兵器タイプ「Tp.」、搭乗中・搭載中・収納中・行動済・オートなどの「状態」、現在位置のX,Y「座標」、「部隊名」、「兵器名」、現在の編成「機数」、部隊レベル「Lv.」、現在の「疲労」度(中級ルールでは無効です)、現在の「燃料」です。
パレット左下には、現在の部隊数とマップで設定された陣営の最大部隊数が併記されます。
なお、「機数」「燃料」は、最大値の半分以下になるとオレンジ色で、4分の1以下になると赤色で表示されます。
項目タイトルの右端の【>>】ボタンをクリックすると、表示項目を絞り込むためのパネルを呼び出すことができます。ここでチェックを外した項目は非表示になります。
■不要になった部隊の削除
パレット内で未行動部隊を選択した状態で、パレット下部の【Delete】ボタンをクリックすると、「解散確認」ダイアログが表示されます。その部隊を戦場マップ上から完全に削除するなら、【はい】ボタンをクリックします。するとその部隊が解散して削除されます。
■「部隊詳細情報」ダイアログの呼び出し
パレット内で部隊を選択した状態で、【Info】ボタンをクリックすると、「部隊詳細情報」ダイアログを呼び出せます。
■部隊名の変更
パレット内で部隊を選択した状態で、【Rename】ボタンをクリックすると「部隊名の変更」ダイアログが表示されます。部隊名を変更したい場合は、全角16文字以内で文字を入力し、【OK】ボタンをクリックします。特定の部隊に愛称を付けたり、行動を追いやすいように目立つ名前を付けたいときなどに使います。
■部隊のセンタリング表示
パレット内で部隊を選択した状態で、【Select】ボタンをクリックするか、部隊をダブルクリックすると、戦場マップ上でその部隊がいるヘックスが点滅し、また、画面外にいるときに限ってセンタリング表示されます。
同時に選択部隊情報パネル(55ページ参照)に、その部隊の情報が表示されます。
「選択部隊情報」パネルで部隊アイコンをクリックしたときや(【F8】キーでも代用できます)、「部隊表」パレットで【Info】ボタンをクリックしたときに表示される「部隊詳細情報」ダイアログでは、詳細な部隊のパラメータを確認できます。
ダイアログで表示されるパラメータは、「兵器詳細情報」ダイアログ(44ページ参照)に、選択部隊情報パネル(55ページ参照)の情報を付け加えたもので、情報の見方も基本的にはそれらに準じます。
ただし、「兵器詳細情報」ダイアログでの武装パック欄には、【武装情報】と【搭載部隊】(輸送部隊のみ)の2つの切り替えボタンが追加されます。ここで【搭載部隊】ボタンをクリックすると、その輸送部隊が現在搭載中の部隊の、兵器タイプミニアイコン・部隊名・編成機数が一覧で表示されます。
さらに、【武装情報】欄の弾数・燃料が、「現在値/最大値」の表示に変わります。
【情報】>【全滅部隊表】メニューで表示される「全滅部隊表」パレットには、全滅して戦場マップ上から去った自陣営の部隊が最大100部隊分、一覧表示されます。
この表示される項目は左から、全滅時のターンを示す「Tn.」、部隊番号である「No..」、全滅時のX,Y「座標」、「部隊名」です。
【情報】>【陣営情報】メニューを実行すると表示される「陣営情報」パレットでは、参戦陣営の「陣営名」、各陣営の「参戦者」プレイヤー、降伏しているかどうかなどの「状態」、現在の「軍資金」と初期軍資金、1ターンごとの「収入」、現在の「保有建物数」、現在の「保有部隊数」と最大部隊数、「生産タイプ」、BGMとして流れる「国歌」、「同盟」の対象陣営が確認できます。
中級ルールでは、同盟陣営も含めた自陣営以外の陣営の、軍資金・現在の収入・現在の保有建物数・現在の保有部隊数に関する情報はすべて秘匿されます。
【情報】>【状況表】メニューを実行すると、ターン経過に沿った各陣営の勢力変遷を折れ線グラフで比較できる「状況表」パレットが表示されます。
パレット上部の7種類のタブをクリックすると、表示される内容を切り替えできます。
パレット下段の陣営色ボタンでは、陣営別に表示をオン・オフできます。
●【領土数】:陣営別の建物の総数です。
●【収入】:各陣営の毎ターンごとの軍資金収入額の変遷です。
●【戦力部隊数】:自陣営の残存部隊数です。
●【戦力価値】:自陣営の残存している部隊の総価格です。
●【撃破機数】:自陣営が撃破した敵陣営部隊の機体数です。
●【損害機数】:自陣営が失った部隊の機体数です。
●【被害額】:自陣営が失った部隊の機体の総価格です。
【情報】>【戦果表】メニューを実行すると、作戦日数(ターン制限数)に対する現在の経過日数や、軍資金の収支、部隊の生存率、建物の占有率など、全体的な戦果をまとめた「戦果表」パレットが表示されます。
環境設定で【履歴を保存する】をチェックしてあった場合は、部隊が取った行動やイベントの内容が、履歴ファイルとして保存されます。
履歴ファイルの内容は、【情報】>【履歴】メニューを実行すると表示される「履歴」パレットで確認できます。
表示される項目は、行動を実行したりイベントが起きたときの「ターン」、その部隊のXY座標を表わした「座標」、行動内容・行動部隊・目標などを記した「出来事」、行動内容の詳細を記した「結果」です。敵陣営に関しては、索敵範囲内の部隊が取った行動だけが記録されます。
項目名の境界線をドラッグすると、表示幅を変更できます。
パレット左上のコンボボックスでは、一覧表示される行動・イベントを、10ターンごとに区切って絞り込みできます。また、右上の【>>】ボタンをクリックすると、表示項目を絞り込むためのパネルを呼び出すことができます。ここでチェックを外した項目は非表示になります。
【テキスト出力】ボタンをクリックすると、履歴の内容をカンマ区切りのテキストファイルとして保存することができます。
【情報】>【ルール情報】メニューを実行すると表示される「ルール情報」パレットでは、現在プレイ中のマップで採用されている選択ルールが表示されます。
各ルールの詳細な内容については『ルール設定』(102ページ)を参照してください。
【情報】>【勝利条件】メニューを実行すると表示される「勝利条件確認」パレットでは、プレイ中のマップで各陣営ごとに設定された勝利条件を確認することができます。
【情報】>【指令書】メニューを実行すると、シナリオマップのゲーム開始前に表示されたブリーフィング画面のうち、「作戦指令書」画面と「勝利条件」画面を再び呼び出すことができます。プレイの途中で背景設定や勝利条件を確認したいときなどに使用します。
【検索】>【次の部隊】メニューを実行すると、次に行動可能な部隊の中から、部隊番号が若い順に、部隊のいるヘックスが点滅し、その部隊が画面外にいるときに限ってセンタリング表示されます。
また、【検索】>【次の建物】メニューを実行すると、自陣営の建物が順次点滅し、その建物が画面外にあるときに限ってセンタリング表示されます。 生産フェイズで【検索】>【次の建物】メニューを実行した場合は、部隊を生産可能な自陣営の建物が順次点滅し、その建物が画面外にあるときに限ってセンタリング表示されます。
部隊の数が多くて、すべての部隊にいちいち行動を指示するのは面倒に感じることもあると思います。そのようなときは、主要な部隊だけに個別に行動命令を出し、残りのあまり重要ではない部隊の行動処理は、コンピュータに自動的に処理させることもできます。
その場合、手動で命令を出し終えた後で、【ゲーム】>【ターン委任】メニューを実行します。すると、人間プレイヤー陣営の未行動の部隊の行動が、1ターンの間だけコンピュータによって自動処理されます。
さらに生産フェイズに移行すると、部隊の生産指示を手動で行なうかどうか確認するダイアログが表示されます。【いいえ】を選択すると、生産もコンピュータに委任することができます。
コンピュータが自動処理を終えると、次の陣営のフェイズへとバトンタッチされます。
ターン委任中のコンピュータの自動処理を中止したい場合は、「ターン委任中」ダイアログが表示されているときに、【解除】ボタンをクリックします。
プレイ中のゲームの、陣営担当プレイヤーそのものを変更したいときは、【ゲーム】>【プレイヤー変更】メニューを実行して、プレイヤー変更ダイアログを呼び出します。
「参戦者」欄のコンボボックスで、【USER】に設定した陣営は人間プレイヤーが担当することになります。【COMP】に設定した陣営はコンピュータプレイヤーが担当することになります。
コンピュータプレイヤーが担当していた同盟陣営の態勢に一時的に手を入れたいときなどにご使用下さい。
行動フェイズを終了して、生産フェイズに移行するときは、【ゲーム】>【行動フェイズ終了】メニューを実行します。
さらに、自陣営の生産フェイズを終了して、次陣営のフェイズへとバトンタッチするときは、【ゲーム】>【ターン終了】メニューを実行します。
マップによっては、増援部隊が設定されているものがあります。この場合、設定されたターンが訪れると、増援部隊が戦場マップ上に登場します。このとき、本来増援部隊が登場するヘックスに別の部隊が存在してスタック制限で登場できない場合は、その増援部隊は指定された登場地点の近くのヘックスから登場します。
登場可能なヘックスがない場合は、その増援部隊は削除されます。
あらかじめ設定された複数のシナリオマップを、順番に段階的に攻略していくのが、キャンペーンシナリオです。
キャンペーンシナリオでは通常、1枚目のマップに勝利しないと、2枚目のマップへと進めません。同様に、2枚目のマップに勝利しないと、3枚目のマップをプレイすることはできません。
キャンペーンシナリオによっては、敗北したり引き分けのときでも次のマップに進めるように設定されているものがあります。この場合、ストーリーが枝分かれするように、マップが分岐していきます。
キャンペーンシナリオは、最大50枚のシナリオマップで構成されます。
■ルール設定・マップ設定・陣営色の固定
キャンペーンシナリオでは、1枚目のマップでプレイしたときのルール設定と自陣営の陣営色が、以後も使用されます。また、マップ設定にはいっさいの変更を加えることができません。
■部隊数の制限
キャンペーンシナリオでは、1陣営あたりの部隊数が、すべてのマップを通して最大999部隊に制限されます。
キャンペーンシナリオでは、1枚目のマップで生き残った部隊が次のマップへと引き継がれます。このため、戦闘経験を重ねてレベルが上がった部隊をより多く生き残らせて、先のマップに持ち込むほど、戦いを有利に展開できます。
ただし、キャンペーンシナリオで部隊が得られる経験値は、通常のシナリオマップでの経験値を、キャンペーンのマップ総枚数で割った数値になるので、部隊の成長自体は鈍化します。
新たなマップに引き継がれた自陣営の部隊は、自陣営の首都または司令部の周辺などに、手動または自動的に配置されてスタートします。このとき、前のマップで所有していた司令部部隊だけは、新しいマップに持ち越されません。
引き継がれた自陣営の部隊の編成数・耐久度・燃料・弾薬が損耗していた場合は、すべてがそのままの状態で、新たなマップに配置されます。部隊の搭載状態も引き継がれます。
前のマップの部隊と新しいマップに配置されている部隊の総数が、新しいマップに設定されている部隊の上限数を越えた場合は、前のマップからの持ち越し部隊のうち、上限数を越えた分の部隊をコンピュータが自動的に選別・削除したうえで、部隊が配置されます。